小説家になるには〜物書き入門講座

はじめに

まず、最初に言っておきますが、小説家になって印税で食べて行くなどという殆ど不可能ごとを夢見ている人は、大手出版社が開催している新人賞に応募して、そこで入選することが最も近道です。
また、それ以外に小説家として印税で食べて行くことは不可能だと肝に銘じてください。

しかし、そこは人間です。
大手出版社の新人賞は入選できなくとも、何とか自分で書いた作品を本にして世に発表したいという人は、非常に多いはずです。

そこで、共同出版とか自費出版で本を出す人がかなりの数に上っています。
新刊書の多くはそうした本なのは間違いありません。
尚、ここでいう共同出版とは出版社と共同で出版するという形はとっていますが、実態は自費出版と変わりません。

また、非常に多くの方がブログやホームページで自作の小説を発表しています。
それらの多くの人は本にしたくても出来ない作品が殆どです。
そして、それらのブログやホームページで発表している作品を「ひょっとしたならば、何処かの編集者が見ているかも」などという期待は全く無駄ですので、そんな期待はしない方がいいです。

最初に言っておきますが、この講座で本を出版するにはそれだけの費用が掛かります。
共同出版では大手の出版社で400万円、文芸社などの共同出版を主としている出版社からですと、250万円以上、そして、自費出版は部数によって違いますが、200部で安くても50万円程かかります。

以上の事を覚悟した人のみ、この小説家入門講座をお読みください。

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