「白川文字学」とは

「漢字」と言えば「白川文字学」と言われるほど「漢字のなりたち」に精通する人物がいます。
その人物こそが、このサイトのベースとして参照させて頂いた「白川博士」です。

これから「漢字のなりたち」を紹介するにあたり、「白川文字学」をベースにしたエピソードが多く登場しますので、まずはここで「白川博士」のことにふれておきたいと思います。

「白川博士(本名:白川静)」は、1923年、福井県に生まれ、体系的に「漢字」を理解する方法を会得。

「白川文字学」という概念を打ち立て、それを世に広めようとようと奮起した《漢文学者》です。

教員免許を取得し、後に中学校の教員などを経て「文学博士」として教授を務められたこともあるそうです。

数々の書籍を手掛け「出版文化賞」「文化賞」「県民賞」など、数々の賞を授与されました。

そんな精力的な「白川博士」が、惜しまれながら生涯を閉じたのは、2006年10月。
内臓疾患による病死でした・・・。

「白川博士」亡きあと、地元、福井県の小中学校での授業では、児童が漢字の意味や成り立ちを楽しく学ぶための副教材として、「白川文字学」を取り入れた本や読本などを福井県独自の教材として活用しているそうです。

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