小説を書く練習

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小説を書く練習

小説を書くために、まずはテーマ選びをしましょう。
テーマ選びに悩んだら、まずは今までの自分の人生を徹底的に掘り下げてみます。
何十年と生きていれば、誰でも小説のテーマになるような経験があるはず。
それを表現するようにしましょう。

最初は、短編(400字詰め原稿用紙20枚)、または4枚程度のエッセイから始めてみます。
登場人物や場所移動を少なめにし、一人称にすると書きやすいでしょう。

また、文章力のトレーニング、表現力を鍛えるためには、具体的に書くことが必要です。
例えば、「犬が鳴いている」だけでは、具体的には伝わりません。
喜んでいるのか、怒っているのか、犬のしぐさ、しっぽの動きなども書き込む必要があるでしょう。

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新人賞への応募

完成した作品を多くの人に読んでもらうための王道は、文学新人賞への応募です。
出版社や自治体などが主催しています。
純文学、ミステリー、ファンタジーなどのジャンルに分かれているので、挑戦のしがいがあるでしょう。

賞によっては、受賞作品の雑誌掲載、単行本の発酵などが約束されていて、プロ作家としてデビューできる可能性も高くなります。
ただし、人気の賞は倍率がとても高く、レベルの高い作品も多く集まるため、受賞は簡単ではありません。

ネットで公開

個人で簡単に作品を発表したい場合は、ネットで公開する方法が良いでしょう。
ホームページやブログを開設すれば、すぐに作品を公開できます。

より多くの人に読んでもらいたい場合は、小説投稿サイトに投稿しましょう。
たくさんのサイトがあり、無料会員登録をすれば、掲載することができます。
ユーザーが批評できる投稿サイトの場合、厳しく批評される場合もありますが、冷静に受け止めるようにしましょう。

サークルで同人誌を作る

本を出版したい場合は、仲間とサークルを作って、自費で同人誌を作る方法もあります。
文学フリマなどの同人誌即売会に参加すれば、販売することも可能です。

一般公募している主な賞

■純文学系
・文学界新人賞(文芸春秋)100枚程度
・新潮新人賞(新潮社)250枚以内
・群像新人文学賞(講談社)250枚以内
・文芸賞(河出書房新社)100〜400枚

■ノンフィクション
・開高健ノンフィクション賞(集英社)300枚程度
・小学館ノンフィクション大賞(小学館)200〜300枚程度

■エンターテインメント系
・江戸川乱歩賞(日本推理作家協会)350〜550枚
・松本清張賞(日本文学振興会)300〜600枚
・オール読物新人賞(文芸春秋)50〜100枚
・小説すばる新人賞(集英社)200〜500枚
・日本ホラー小説大賞(角川書店)150〜650枚
・日本ファンタジーノベル大賞(読売新聞社など)300〜500枚
・メフィスト賞(講談社)350枚以上

■全ジャンル
・日経小説大賞(日本経済新聞社、日本経済新聞出版社)300〜400枚程度